でんじゃぞーーーーぉぉぉん。

 先週は旅行の疲れで出かける気にもなりませんでした。きのうの出来事で体調的にちょっと不安はありつつも、プログラム切替直後の火曜日は午前十時の映画祭9を観に行く、と決めているので、朝から自転車にてお出かけ。体調的に不安はあれど、たまにはしっかり動かないとどんどん身体がなまってしまいそうだったので。

 行き先は、午前十時の映画祭は基本ここで鑑賞すると決めているTOHOシネマズ日本橋。鑑賞したのは、有数のパイロットたちを集め、衰退しかけている空戦の技術を継承するための養成所を舞台に、青年たちの青春と圧巻の空中戦を描いて当時大ヒットとなったトム・クルーズの代表作のひとつトップガン』(Paramount/UIP初公開時配給)

 久しぶりの鑑賞……と思ってたんですけど、いざ観てみたら、どの場面にもほとんど心当たりがないので、もしかしたらテレビでちょこっとつまんだ程度なのかも知れません。ただ、サントラが我が家にあって、飽きるほど聴いてましたから、音楽はすべて覚えがあるけど内容は新鮮、という不思議な状態でした。

 ストーリー自体はとても単純で、見覚えがなくても大筋は察しがつくレベル。人物描写も主人公マーヴェリック以外は掘り下げが甘く、だいぶ物足りないのですが、しかしシンプルゆえに理解はしやすい。本篇の見所は何より、実機をふんだんに用いた空戦シーンでしょう。あまりにスピード感がありすぎてしばしば混乱しますが、それもまた極限状況での駆け引きを体感するかのよう。のちのトニー・スコット監督作品にも通じる、細かなカット割りを重ねることでスピード感を増すスタイルも既にほぼ完成されてます。全篇での音楽の用い方も絶妙で、娯楽映画として秀逸。流行したのも当然です。

 鑑賞後は、先週の旅行直後にも駆け込んだラーメン店を訪れて昼食を摂り、それから帰宅。このあいだまでは、日本橋までの行き来でもヘロヘロになり、何なら出先で食事を探す余裕もなくて自宅に急いでたくらいですが、寄り道する余裕くらいはどうにか戻ってきたようです。