“Merry Christmas, Mr. Lawrence.”

 作業が詰まってますが、午前十時の映画祭8の鑑賞スケジュールもギリギリです。火曜日から週末まで、午前中に何かしら用事が入ってしまっているので、どーやっても今日観に行くしかない。体調的にもまだ不安が多いのですが、これのコンプリートはここ数年きっちり達成してきた目標なので、意地で出かけてきました。

 土曜日にヒドい目に遭ったので、今日は電車で移動すべきか、とも思いましたが、新しい防寒着も試したかったので、バイクにて移動。かなりモコモコになってしまいますが、組み合わせは完璧だったようで、まったく寒さを感じない。まだまだ警戒は必要でしょうけれど、とりあえずバイクで出かける際の服装については固まった気がします。

 いつもは日本橋で鑑賞してますが、今日の作品はあちらでの上映を逃しており、TOHOシネマズ新宿で観ることに。作品は、大島渚監督がデヴィッド・ボウイ坂本龍一ビートたけしら異色のキャストを招き、ジャワ島の俘虜収容所での奇妙な愛憎模様を描いた戦場のメリークリスマス』(松竹、松竹富士日本ヘラルド初公開時配給)

 実は劇場では2度目の鑑賞です。だいぶ幼い頃、当時の日比谷みゆき座にてリヴァイヴァルで上映された際に観たんですが……そもそもなんで観たがったのかが自分で思い出せない。そして、そもそも子供が観て楽しい映画でもない。実際、切腹する日本兵と、同時に舌を噛み切るオランダ兵のくだりがやたらと印象に残っているだけで、全体の筋はボンヤリとしか覚えてませんでした。

 いま観ると、安易な反戦的メッセージを籠めることをせず、ある意味で超然と、戦場において噴出する歪な感情を描ききった、確かに凄い映画なのです。とにかく当時芝居に慣れていなかったメインキャストの台詞がやたらと聞き取りづらいのが難ですが、そんなものを乗り越えてしまうドラマの重みたるや。粗暴な日本兵を象徴するかのようでいて、その言動にやたらと人間味を滲ませて、事実上主役を食ってしまったビートたけしも見事です。決して、あのテーマ曲だけが売りではないの。

 鑑賞後は、TOHOシネマズ新宿の下にある銀だこで食事を買い、自宅に持ち帰って昼食を済ませました。まだお店で出すラーメンとかうどんとかの分量に身体がついていかない気がするので……。